時計と顔の映像を融合させることで、時間認識や、従来の時計のあり方を再考させる時計です。視線の方向はアナログ時計の針と連動しており、右目は時を、左目は分を示しています。口は1秒に1回、開閉を繰り返します。顔が映し出されたモニターがフレームに収められている様は、時計によって、無意識のうちに時間に縛られて生きる現代人へのアイロニーでもあります。