Remli
Ambientec
東京で出た廃材を新たな土着の素材と見立てる
Remliは、東京を使用済み素材の原産地と見立て、不適切かつ複雑になりすぎてしまった人間と素材の関係の再構築を試みるポータブル照明です。東京近郊の産業廃棄物リサイクル処理プラントにおいて、再生利用可能な素材が選別・回収された後に残り、埋め立てに回されてしまう細かいくずや瓦礫を回収。それらをさらに細かく粉砕し、土と混ぜ合わせ、左官技術によって、照明機器の表面に塗ることで、再生利用が難しく、埋め立てに回されてしまう廃棄物の新たな価値を探っています。この作品は、we+による研究プロジェクト「Urban Origin」とAmbientecとの共同開発によって製品化されました。